対面での商談機会が減り、オンラインでの商談が増えてきている中、今までの手元資料を画面共有で使われている企業も多いと思います。対面での営業と違って、オンライン商談では、使い方や伝わり方も変わってきています。

これからオンライン商談のツールを見直すにあたって、押さえておくポイントをまとめました。

オンライン商談ツールで押さえておくべきポイント

対面営業で使っていた営業ツールをオンライン用に見直すケースは多いと思います。オンライン商談用に流用する場合や新たに作り直す場合に気をつけておくべきポイントがいくつかあります。

オンラインでも読みやすく

文字の大きさ、読みやすさは最初に見直すポイントです。手元ツールであれば、紙のサイズやお客様との距離も決まっているので、必然的に読める文字のサイズは決まります。オンライン商談ではお客様の環境がわからないケースが多いです、小さいモニターだったりタブレットだったり、緊急の場合はスマートフォンの場合も考えられます。小さいディスプレイサイズも考慮した文字の大きさを考える必要があります。

スライドに要素を詰めすぎない

1つのスライドの情報量も配慮が必要です。1つのスライドにいくつもテーマを混ぜると、どの話をしているのか商談相手が理解しづらくなります。対面だと指差しで補足説明できる場合もありますが、オンラインツールによっては指差しが難しい場合も。テーマを絞ることで話している内容との乖離を避けて、スムーズな伝達が可能となります。

スライド背景色も重要に

スライドの背景色は白が無難でおすすめします。モニターの光がカメラのライティングの役目も果たしているので、黒い背景の資料を展開した途端に、客先の顔色が曇ってみえるなど、表情の捉えにくいオンライン商談をさらに難しくしてしまいます。

オンライン商談に特化したツール

新たにオンライン商談用のツールを作る場合、押さえておくポイントに加えて、手元ツールで出来ないことが可能となります。

紙で出来ないような動きのあるツール。アニメーションでの説明や動画を盛り込むことが可能です。対面営業でタブレットやPCで見せていたものが、オンラインでも活用できるので、動画のツールを既に持っている場合は流用できるでしょう。

アプリケーションによっては、その場で商談ツールを書き換えたり、商談先と一緒に企画をまとめたりすることも可能です。対面では手書きで行っていたことが、オンライン商談でも同じことが可能になります。

オンライン商談ツールの効果共有

対面の営業ツールでも、商談に役立ったかどうかの情報の吸い上げは行われていると思います。オンライン商談ツールはデジタルなので、上手く出来ているスライド、営業担当がカスタマイズしたスライドなどは共有できるような環境を持ち、横に展開できる形を目指すのが良いでしょう。


オンライン商談の機会はこれからも増えてくると思われます。まだこの商談スタイルは新しく、各社試行錯誤しているところかと思います。このタイミングで一歩先に出るためにも、オンラインでの商談ツールの見直しは重要です。

アドミレーションセンターでは、従来の営業ツールのリメイクからオンライン商談に特化したツールまでご提案できます。

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