会社案内や商品情報を記載したチラシ・パンフレット・カタログは、自社のことを知ってもらったり、商材やサービスについて理解してもらったり、顧客との接点として重要なツールです。中身をしっかり練った上、時間をかけて制作したこれらのツールですが、商談機会のオンライン化が進むにつれてデジタル化が必須となってきています。

  • 紙は保管場所を取るし、デジタルカタログに移行していきたい
  • オンラインでの商談に適したパンフレットが欲しい
  • パンフレットを営業が配布する機会が減ってきた

このようなニーズには、紙のツール類をデジタルツールに置き換えることで対応できます。一言でデジタルツールといっても様々な種類があります。どのデジタルツールを用いるかを決めるには、かかる費用や時間、納期などの条件以外にも何のために用意するのかを考えておく必要があります。

デジタルツールの目的を確認

紙のツールをデジタルツールに置き換えるにあたって最も手軽な方法がPDF化です。ほとんどのデバイスで閲覧できる上、作成も容易なので既にPDF化されているものも多いと思います。でもPDFは紙のパンフレットの代替でしかありません。PDFは紙を想定して制作したものをデジタル化しているので、利用するシーンによっては使い勝手が悪い場合があります。ツールをより活用するには、使用目的を再確認することが重要です。

目的

  • 商品掲載のチラシは、顧客に商品を説明し購買につなげるための集客ツール
  • 営業が使うパンフレットは、商談時に商品や特長を説明するための営業ツール
  • 顧客や就活生に向けた会社案内は、どんな会社かを知ってもらうためのアピールツール

このようにツールによって目的が異なります。使用目的を確認すると、より効果を生み出すにはどのデジタルツールを選べばよいのかが見えてきます。

目的に合わせて

集客目的であればホームページへの掲載を

紙のチラシを集客用ツールとしてオンラインで活用するには、「ホームページに掲載する」という手段があります。商品の仕様・特長・研究データ・お客さまの声・写真などなど、紙のチラシにはたくさんの訴求ポイントが書かれているかと思います。ホームページへの掲載なら、配布が必要となる紙のチラシよりも多くの顧客とインターネット上で接点を作れる可能性があります。

また、チラシを見た多くの顧客は次のアクションとしてWeb検索を行います。チラシを見てホームページに訪れてくれた方のために、チラシ+αの情報を記載しておくとさらに良いでしょう。

対面営業用であればオンライン商談も見据えたものへ

オンラインでの商談はこれからも増えていくと思われます。商品カタログや会社案内を営業ツールとして利用されることが多いのであれば、オンライン商談向けのデジタルツールとして作り直されてみてはいかがでしょう。

例えば、共有画面でも見やすいように文字を大きくしたり、説明しやすいように内容を1ページ1テーマになるよう組み直したり。カタログをPDF化するだけではなく、オンライン商談で見やすく、説明しやすいツールがあると営業活動もスムーズに。また、営業の方がご自身で編集しやすいようパワーポイントに置き換えても良いでしょう。

企業アピールであれば印象を残すには動画

会社案内で顧客や就活生に伝えたいイメージはどのようなものでしょう。誠実な社風、活発な社員の方々の様子などアピールしたいものを、動画であればより強く印象に残すことができます。また、展示場や説明会などでも、短い時間で飽きさせることなく印象付けることができます。

デジタルツールへの展開でまだまだ活用できます

紙のチラシやパンフレットがあるということは、既にコンテンツをお持ちということです。そのコンテンツは形を変えることで、もっと活用することができるかもしれません。どのデジタルツールが有効的か、まずは使用目的の確認から始めましょう。どのデジタルツールにおいても大事なのは内容です。アドミレーションセンターならコンテンツ内容の見直しからお手伝いできますので、お気軽にお問い合わせください。

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デザイン関連やホームページに関わらず、クリエイティブ全般お困りのことがございましたら、お気軽にご相談ください。解決策を並走しながら考えさせていただきます。